友人・恩師への感謝を伝えるお礼ギフトに食べ物を!心に残る贈り物

友人・恩師への感謝を伝えるお礼ギフトに食べ物を!心に残る贈り物

こんにちは、明石めで鯛やの女将です🐟
お世話になった方へのお礼。これがいちばん「ものさし」がない贈り物かもしれません。
仕事の関係なら相場がありますし、ご家族なら気心が知れています。けれど恩師やご友人は、そのどちらでもない。高すぎると気を使わせ、安すぎると気持ちが伝わらない。そもそも住所を知らない、ということもございます。
それでも、どうしてもお礼を言いたい相手がいる。そういうときこそ、食べ物の贈り物が力を発揮いたします。
この記事では、恩師とご友人それぞれへのお礼の考え方と、気を使わせないお贈り方をお話しいたします😊

目次

1. 友人・恩師へのお礼が難しい理由

① 相場というものがない

お中元やお歳暮なら、だいたいの相場があります。結婚のご祝儀にも目安がございます。けれど「お世話になったお礼」には、決まった金額がありません。自分で決めるしかないのが、かえって悩ましいところです。

② お返しをさせたくない

お礼を贈ったら、相手が「お返しをしなければ」と考えてしまう。これでは本末転倒です。お礼のつもりが、新しい気遣いを生んでしまう——これがいちばん避けたいことですね。

③ 住所を知らない

特にご友人の場合。年賀状のやりとりがなくなって久しく、SNSやLINEではつながっているけれど住所は知らない。この方が今は多いのではないでしょうか。

④ 恩師には、特有のマナーがある

目上の方へのお礼には、避けたほうがよいお品がございます。知らずに贈ってしまうと、かえって失礼になることも。

2. なぜ食べ物が選ばれるのか

この四つの悩みを、まとめて解いてくれるのが食べ物でございます。

食べ物のお礼が向いている理由

  • 相場を外しにくい 3,000円でも5,000円でも、食べ物なら不自然になりません。金額が顔に出にくいのです
  • 残らないから、気を使わせない 置き場所に困らず、処分にも困りません。「お返しを」と思わせにくいのも食べ物です
  • 目上の方へのタブーが少ない 後述しますが、避けるべきお品の多くは形に残るものです
  • ご家族で分けていただける お一人ではなく、ご家庭の食卓に届きます
  • 食卓の話題になる 「教え子が送ってくれたんだ」とご家族に話していただける。これがいちばんありがたいのです

そして鯛は、この中でも特にお礼に向いたお魚です。「めでたい」に通じる縁起物であること、ハレの日の魚として格があること。そしてクセがなく、小さなお子さまからご高齢の方までお召し上がりいただけること。お好みが分からない相手にこそ、安心してお選びいただけます🐟

3. 恩師へお礼を贈る場面

場面 のしの表書きの例
卒業のご挨拶 御礼/謝恩
就職・進学のご報告 御礼
ご結婚のご報告 御礼/内祝
お子さま誕生のご報告 御礼/内祝
受賞・昇進のご報告 御礼
独立・開業のご挨拶 御礼/御挨拶
先生のご退職・ご退官 御礼/謝恩
同窓会のあと 御礼
年始のご挨拶 御年賀
お見舞いへのお返し 快気祝/御見舞御礼

恩師へのお礼で大事なのは、「ご報告」のかたちをとることだと思っております。

「おかげさまで、就職が決まりました」「結婚いたしました」「子どもが生まれました」——先生にとって、教え子の近況ほど嬉しい知らせはございません。お品はその添え物、くらいに考えるとちょうどよいのです。

4. 恩師へ贈るときに気をつけたいこと

目上の方へのお礼には、避けたほうがよいお品がございます。

目上の方に避けたほうがよいもの

  • 現金・商品券・金券 「生活の援助」と受け取られることがあり、目上の方には失礼とされています
  • 履物・靴下・マット類 「踏みつける」に通じるとされます
  • 下着・肌着 「施し」の意味に取られることがあります
  • 時計・筆記具・かばん 「もっと勤勉に」という意味を含むとされ、目上の方には不向きとされます
  • 刃物 「縁を切る」に通じます
  • ハンカチ 「手巾(てぎれ)」と書くことから、別れを意味するとされます
  • 櫛 「苦」「死」の音を含みます
  • 日本茶 弔事の返礼に使われることが多いお品です
  • 4つ・9つの数 「死」「苦」を連想させます

こうして並べますと、残らないもの=食べ物がいかに無難かが分かります。食べ物で失礼にあたるものは、ほとんどございません。

そのほか、恩師へ贈るときのポイント

  • 高価すぎないこと 恩師はまず間違いなく「お返しを」と考えられます。気を使わせない金額に
  • 「毎年続けられるか」を考える 一度贈ると、先生は次の年も気にされます。無理なく続けられる範囲にとどめるのが、お互いのためです
  • お届け日をお知らせする 冷蔵・冷凍品が突然届くと、ご迷惑になります。お手紙やメールで先にひとこと
  • 現在のお立場を確認する 公立学校の先生など、お立場によっては公務員にあたり、ご贈答を受け取れないことがございます。在職中の先生には特にご注意くださいませ

※在職中の先生へのご贈答は、学校や自治体の規定で受け取りが禁じられている場合がございます。ご不安な場合は、お品ではなくお手紙だけにされるのが確実です。ご退職後であれば、この心配はございません。

5. ご友人へお礼を贈る場面

ご友人へのお礼は、恩師ほど作法を気にする必要がありません。けれど「改まりすぎない」というのが、かえって難しいところでもあります。

ご友人にお礼を贈る場面

  • 結婚式でスピーチや受付をしてもらった 当日のお礼とは別に、後日改めて
  • 引っ越しを手伝ってもらった 当日の食事だけで済ませがちですが、後日のお礼があると印象が違います
  • 子どもを預かってもらった 育児の助け合いは、言葉だけでは返しきれません
  • 相談に乗ってもらった 長い時間を割いてもらったら、形にしてもよいと思います
  • お見舞いをいただいた 快気祝いとして
  • 仕事を紹介してもらった お金のやりとりがしにくい関係だからこそ、お品で
  • ご無沙汰のご挨拶に 理由がなくても「元気にしてる?」と添えて贈れるのが、食べ物のよいところです

ご友人へのお礼でいちばん大事なのは、相手に「改まられた」と感じさせないことです。

立派なのしをつけて畏まって届くと、相手は構えてしまいます。「ありがとう、これよかったら食べて」くらいの軽さがちょうどよいこともございます。のしをつけるかどうかも、相手との関係次第でお決めくださいませ。

6. 重くなりすぎない金額の目安

場面 金額の目安
ご友人へのちょっとしたお礼 2,000円〜3,000円
ご友人へのきちんとしたお礼 3,000円〜5,000円
結婚式でお世話になった方へ 5,000円〜10,000円
恩師へのご報告を兼ねたお礼 3,000円〜5,000円
特にお世話になった恩師へ 5,000円〜10,000円
有志でまとめて贈る場合 お一人1,000円〜3,000円を集めて

金額で迷ったときは、「相手がお返しを考えずに受け取れる額か」を基準にしてくださいませ。

いただいたほうが「これは何かお返ししないと」と思う金額になった時点で、それはお礼ではなく新しい貸し借りになってしまいます。気持ちが伝わって、かつ軽く受け取っていただける——その境目を探すのが、お礼のコツでございます。

7. 住所を知らない相手には、eギフトを

「お礼を贈りたいけれど、住所を知らない」。これは今、本当に多いお困りごとです。

SNSやLINEではつながっている。毎年やりとりもしている。けれど住所は知らない。そして今さら「住所を教えて」と聞くのも、少し大げさな気がする——。

そんなときにeギフトでございます。

eギフトの仕組み

  • ① 贈る方が、サイトでお品を選んでご購入
  • ② 発行されたURLを、LINEやSNSのメッセージで相手に送る
  • ③ 受け取った方が、ご自身でお届け先とご希望の日時をご入力
  • ④ 指定のご住所へお届け

お礼にeギフトが向いている理由

  • 住所をうかがう気まずさがない これがいちばん大きいです
  • 軽く贈れる 改まった贈り物よりも、受け取る側の負担が少なくて済みます
  • 受け取る日を相手が選べる お留守で受け取れない心配がありません
  • 冷蔵庫の空きを気にさせない ご都合のよい日に合わせていただけます
  • 思い立った日に送れる 「あ、お礼しなきゃ」と思った日に、その場で
  • SNSだけの関係でも贈れる お会いしたことがなくても、メッセージでお届けできます

「先日はありがとう。よかったら食べてね」のメッセージに、そっとURLを添えて。これなら相手も気負わずに受け取ってくださいます😊

※ご年配の恩師へお送りになる場合は、操作に慣れておられるかを一度ご確認くださいませ。不慣れな場合は、お手紙で住所をうかがうか、通常のご注文でお届けするほうが確実です。

8. 手紙を一枚、添えてください

これは、ぜひお願いしたいことでございます。

お礼のお品で気持ちを運ぶのは、お品そのものよりも添えられた言葉です。特に恩師へのお礼では、この差が大きく出ます。

お品だけが届くと、先生には「お礼が届いた」という事実しか残りません。けれど一筆添えてあると、「あのときのことを、まだ覚えていてくれたのか」と伝わるのです。

添える言葉に入れたいこと

  • 何に対するお礼なのか 「高校三年のとき、進路のご相談に乗っていただいたこと」と具体的に。年月が経っていても、具体的なほうが届きます
  • 今の自分の近況 先生がいちばん知りたいのはこれです。元気にやっている、という報告を
  • 先生の言葉で覚えていること 「あのときおっしゃった〇〇という言葉を、今でも思い出します」。これは先生にとって、何よりの贈り物です
  • お体を気遣う一言 「どうぞご自愛くださいませ」

長く書く必要はございません。便箋一枚、三行でも十分です。手書きであれば、なお伝わります。

明石めで鯛やでは、のし・オリジナルメッセージカードを無料でご用意しております。カードに一言書き添えてお届けすることもできますので、ご注文の際にお申し付けくださいませ。

女将のひとこと

年を重ねてまいりますと、「あのときお世話になったな」と思い出す方が増えてまいります。でも、何年も経ってから改めてお礼を言うのは、照れくさいものですね。
けれど、言われた側はどうでしょう。何年も経ってから「あのときのこと、覚えています」と言われて、嫌な人はいないと思うのです。
遅すぎるお礼なんて、ないのではないでしょうか。思い立った日が、いちばんよい日でございます🐟

9. ご年配の恩師への配慮

学生時代の恩師となりますと、ご退職されていたり、お年を召しておられたりすることも多いものです。

ご年配の方へ贈るときに見るところ

  • 量はちょうどよいか おふたり暮らし、お一人暮らしのご家庭も増えます。多すぎると負担になります
  • やわらかいか 噛む力は少しずつ衰えます。しっかり煮込んだもの、さっと火を通すだけのものを
  • 調理は簡単か 火のそばに長く立つのは、だんだん億劫になるものです
  • 冷凍庫に入るか 到着日を先にお知らせしておくと、空けておいていただけます
  • 骨は気にならないか お魚は喜ばれますが、骨の多いものは敬遠されることもございます

その点、鯛しゃぶは食の細くなった方にもおすすめしやすいお品です。薄く引いた身をさっと湯にくぐらせるだけですので、やわらかく召し上がっていただけます。

お客さまから「ほとんど食べなくなった母が、美味しい美味しいと鯛しゃぶを食べてくれました」というメッセージをいただいたこともございます。

また、お好みがまったく分からない場合はカードギフトという手もございます。お品物ではなくカードをお届けするかたちで、受け取った方がご自身でお好きなお品を選んでご注文いただけます。

10. おすすめのお品

きちんとしたお礼に|鯛の食べ比べセット

鯛のかぶと煮・鯛めし・鯛の昆布〆が一箱に。ある意味「鯛のフルコース」が楽しめます。開けたときの華やかさがあり、お礼の気持ちの重さがきちんと伝わります。冷凍ですので、召し上がる日も自由です。

お一人暮らしでも、お料理ができなくても大丈夫なセットです。

ご家族で囲んでいただくなら|幸せの鯛しゃぶセット

当店の看板商品。コンセプトは【お母さんが席を立たなくていい】。ご家族そろって食卓を囲んでいただける時間ごと、お贈りするようなお品です。薄く引いた鯛はやわらかく、ご年配の方にも召し上がっていただけます。

縁起をかついで|鯛のかぶと煮

鯛の頭をじっくり煮込んだお品。電子レンジで温めるだけで食卓の主役になります。胸びれの付け根には「鯛の鯛」という鯛のかたちをした骨が。昔から縁起物・お守りとされてきたものです。「お探しになってみてください」と添え状に書き添えると、話の種になります。

気軽なお礼に|鯛めしセット

炊飯器にセットしてスイッチを押すだけ。お出汁の香りが台所中に広がります。改まりすぎず、でもきちんとしている——ご友人へのお礼にちょうどよい一品です。

お好みが分からないときは|カードギフト

お品物ではなくカードをお届けするかたちです。受け取った方がご自身でお好きなお品を選んでご注文いただけます。ご家族構成もお好みも分からない相手に、いちばん確実な答えでございます。

11. まとめ

この記事のポイント

  • 友人・恩師へのお礼は相場がなく、お返しをさせたくなく、住所も知らない——だから難しいのです
  • 食べ物なら金額が顔に出にくく、残らず、目上の方へのタブーも少ない
  • 恩師へのお礼は「ご報告」のかたちで。近況こそ先生がいちばん喜ばれます
  • 目上の方に現金・商品券・履物・下着・時計・筆記具は避けるものとされています
  • 在職中の先生は公務員にあたる場合があり、受け取れないことも。ご不安ならお手紙だけに
  • 「毎年続けられるか」を考えて、無理のない範囲に
  • 金額の基準は「相手がお返しを考えずに受け取れる額か」
  • 住所を知らない相手にはeギフト。気まずさなしに贈れます
  • 手紙を一枚添えてください。便箋一枚、三行でも十分です
  • ご年配の恩師には量・やわらかさ・調理の手軽さを見て

お礼の贈り物でいちばん嬉しいのは、お品そのものではなく「覚えていてくれた」という事実なのだと思います。

何年も前のことを、まだ覚えている。忙しい中で、自分のことを思い出してくれた。——それが伝わるだけで、十分なのです。

縁起のよい鯛を添えて、「あのときはありがとうございました」を。遅すぎるお礼なんて、ございません。思い立った日が、いちばんよい日でございます🐟😊

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる