明石めで鯛や女将でございます。鯛のかぶと煮の食べ方・マナーがわからない——そんな声をよくいただきます。「お箸をどう使えばいいの?」「骨はどうするの?」「目玉は食べていいの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。今日は鯛のかぶと煮を食べるときのマナーと食べ方を、女将がわかりやすく解説します。
お箸の使い方・基本の食べ方
鯛のかぶと煮はお箸で身をほぐしながら食べる料理です。マナーの基本をまとめました。
- お箸でやさしくほぐして食べる ナイフやフォークではなくお箸で食べるのが基本です。無理に力を入れず、自然に身が離れる部分からやさしくほぐしながら食べましょう
- 器を手に持ってもOK 小ぶりの器の場合は手に持って食べても問題ありません。食べやすい体勢で召し上がってください
- じっくり丁寧に食べる かぶと煮は焦って食べる料理ではありません。部位ごとの食感の違いを楽しみながら、ゆっくり丁寧に食べるのがおすすめです
- 音を立てないように すすったり大きな音を立てたりしないよう気をつけましょう
骨の扱い方のマナー
鯛のかぶと煮で一番困るのが「骨の扱い方」という方も多いですよね。マナーをおさえておきましょう。
- 食べた後の骨は器の端にまとめる 食べ終わった骨は器の縁や骨皿にまとめて置いておくのがマナーです。テーブルクロスやお膳の上に直接置くのはNGです
- 口の中に骨が入ったら 舌で身と骨を分けて、骨だけをお箸で静かに取り出します。この動作はある程度避けられないので、丁寧にやれば問題ありません
- 細かい骨の多い部分は慎重に かぶと周りは細かい骨が多いです。焦らずゆっくり食べるのが安全です
- 懐紙がある場合は 料亭などでは懐紙の上に骨を置くこともあります。自宅では取り皿や小皿を骨皿として用意しておくと便利です
目玉は食べていいの?
「鯛のかぶと煮の目玉は食べていいの?」というご質問をよくいただきます。答えは「はい、ぜひ食べてください!」です。
目玉の周りはプルプルのコラーゲンがたっぷり。鯛のかぶと煮の中でも絶品と称される部位のひとつで、マナーとして「食べてはいけない」ということは一切ありません。お箸で目玉の周りをやさしくほぐして、コラーゲンたっぷりの部分を余すことなく召し上がってください。
ただし目玉の黒い部分(水晶体)は食べにくいため、周りのゼラチン質の部分を食べるのが一般的です。
煮汁の扱い方
器に残った煮汁をどうすればいいか迷う方もいらっしゃいます。
かぶと煮の煮汁は旨みの塊です。ご飯にかけていただくのは日本料理の場でも一般的に許容されており、むしろ「美味しかった」という表れとして歓迎されます。自宅で楽しむ場合は遠慮なくご飯にかけて最後まで味わってください。
食べ方に正解はひとつではありません
鯛のかぶと煮の食べ方・マナーと聞くと「正解を守らないといけない」と身構えてしまいますが、厳格なルールがあるわけではありません。
日本料理の作法として大切なのは「料理を美味しく、楽しく、丁寧にいただく」こと。骨の出し方が少々不恰好でも、食べ方がぎこちなくても、美味しく食べていただければそれが一番です。
明石めで鯛やの直炊き鯛かぶと煮
明石めで鯛やの直炊き鯛かぶと煮は、独自の製法で身はふわふわ、上品なお味に仕上げています。温めるだけで本格的な鯛のかぶと煮の食べ方・マナーを自宅で実践していただけます。毎月5日限定販売ですので、ぜひお早めにご注文ください。
📌 この記事のまとめ
- 鯛のかぶと煮の食べ方はお箸でやさしくほぐすのが基本。音を立てず丁寧に食べましょう
- 骨は器の端・骨皿にまとめるのがマナー。口の中に入ったらお箸で静かに取り出せばOK
- 目玉の周りはプルプルのコラーゲンたっぷり。「食べていいの?」→ぜひ食べてください!
- 煮汁はご飯にかけてもOK。美味しかった証拠として歓迎されます
- 難しく考えず「美味しく楽しく丁寧にいただく」が鯛のかぶと煮の一番大切なマナーです









