焼き鯛の食べ方・保存・温め直し|届いてから食卓までの手順を解説
こんにちは、明石めで鯛やの女将です🐟
尾頭付きの焼き鯛が届いた。——さて、どうしましょう。
解凍はどうするの。温め直したほうがいいの。いつ食卓に出すの。どこから箸をつけるの。残ったらどうするの。
大きな一尾だけに、迷うことがたくさんございます。普段のおかずとは勝手が違いますものね。
まず大事なことをひとつ。年末にお届けする焼き鯛は、「冷凍おせち」と同じ扱いとお考えください。届いたらすぐ冷蔵庫へ移して、24時間かけて解凍し、お正月に召し上がっていただくお品でございます。
そしてもうひとつ。1.3〜1.5キロの鯛は、一度では食べきれません。これは最初から想定しておいたほうがよいのです。
残ったらどうするか。——ここに、女将なりのやり方がございます。この記事の後半で、ぜひお読みくださいませ😊
1. 焼き鯛は「冷凍おせち」と同じ扱いです
まず、ここをはっきりさせておきましょう。
年末にお届けする焼き鯛は、冷凍庫にしまっておくお品ではございません。
冷凍おせちと同じ、と考えてください
- 年末(12月30日・31日・1月1日)にお届けいたします
- 届いたら、すぐ冷蔵庫へ移して解凍を始めます
- 24時間かけて、ゆっくり解凍します
- 解凍したら、2日以内に召し上がってください
- 冷凍庫で長く保管することは、想定しておりません
冷凍おせちを頼まれたことのある方なら、感覚はまったく同じでございます。
届いた日から逆算して、食べる日が決まっているお品。それが年末の焼き鯛でございます🐟
2. 届いたら、まずすること
受け取ったら、この順番で
- ① すぐに冷蔵庫へ 玄関や廊下に置いたままにしないでくださいませ
- ② 下にバットや皿を敷く 解凍中にドリップ(水分)が出ます
- ③ 食べる日を確認する 解凍には24時間かかります
- ④ 盛るお皿を出しておく 当日あわてません
- ⑤ 保存袋を用意しておく 残った分をすぐ小分けにするためでございます
⚠️ 年末の冷蔵庫は、いっぱいです
これが、いちばん現実的な注意点でございます。
年末の冷蔵庫は、おせちの材料、お刺身、お餅、飲み物——とにかく物でいっぱいになっています。
そこへ1.3〜1.5キロの鯛が届きます。これは、思っている以上に場所を取ります。
お届け日の前に、冷蔵庫に一段ぶんのスペースを空けておいてください。これだけで、当日がずいぶん楽になります。
3. 解凍は「冷蔵庫で24時間」
解凍のしかた
- 届いたらすぐ、冷蔵庫へ入れます
- 24時間かけて、ゆっくり解凍します
- 包装のまま、バットや皿に載せて(ドリップが出ます)
- 解凍が終わったら、キッチンペーパーで水気をふきます
- 解凍後は2日以内に召し上がってください
なぜ「ゆっくり」がよいのでしょう
急激に解凍すると、細胞が壊れてドリップ(うまみを含んだ水分)が大量に流れ出ます。
ドリップが出た魚は——
- うまみが抜けます
- 身がパサつきます
- 生臭さが出ます
24時間かけるだけで、味が変わります。これは本当でございます。
どうしても急ぐときは「氷水」で
- 包装を破らないよう、袋ごと氷水に浸けます
- 大きなボウルや、きれいにした流し台に氷水を張ります
- 途中で水がぬるくなったら、氷を足してください
- 袋に水が入らないよう、必ずご確認ください
※あくまで非常手段でございます。24時間の冷蔵庫解凍がいちばん美味しく仕上がります。
4. やってはいけない解凍方法
| やってはいけないこと | なぜいけないのか |
|---|---|
| 常温に出しっぱなし | 表面だけ温度が上がり、傷みの原因に。ドリップも大量に出ます |
| 電子レンジで解凍 | 加熱ムラが出ます。ヒレや尾から火が通り、身が縮んでパサパサに |
| 流水を直接かける | 水っぽくなり、うまみが流れ出ます |
| お湯に浸ける | 論外でございます。表面が煮えてしまいます |
| 暖房の効いた部屋に置く | 冬でも室温20℃以上は危険です |
| 解凍を途中でやめて冷凍庫に戻す | 品質が大きく落ちます。絶対に避けてください |
※特に電子レンジでの解凍は、やってしまいがちです。薄いヒレや尾から火が通り、焦げたり縮んだりします。せっかくの美しい姿が崩れますので、どうぞお避けくださいませ。
5. 温め直しのしかた
◎ いちばんおすすめ:オーブン・オーブントースター
- アルミホイルでふんわり包みます(ぴったり包まず、空気の層を作るように)
- 150〜160℃で15〜20分ほど温めます
- 大きさによって変わりますので、途中で確認してください
- 最後にホイルを開けて2〜3分。表面の水分が飛び、香ばしさが戻ります
- ヒレや尾が焦げそうなら、そこだけホイルを巻いたままに
○ 魚焼きグリル
- 弱火で、アルミホイルをかぶせて数分
- 焦げやすいので、目を離さないでください
- 1キロ超はグリルに入らないことが多いです
△ 電子レンジ
- 身がパサつき、生臭さが出やすいです
- どうしても急ぐときだけ、ごく短時間で
- ラップをふんわりかけて、様子を見ながら
温め直しのコツは「一度だけ」
何度も温めたり冷ましたりを繰り返すと、身がパサパサになり、味が落ちます。
食べる直前に、一度だけ。これが鉄則でございます。
6. 冷たいままでも食べられますか
召し上がれます。焼き鯛は、冷めても美味しいお品でございます。
そもそも「睨み鯛」は飾ってから冷たいままいただく風習ですし、お食い初めの席でも、飾っているうちに冷めてしまうのが普通です。
冷たいまま/温めた場合の違い
- 冷たいまま 身がしまっていて、鯛本来の味がよく分かります。脂は少し固く感じます
- 温めた場合 脂がとろりとして、香ばしさが立ちます。ふっくらした食感になります
女将のおすすめは、ほんのり温めるほうでございます。香りが違います🐟
7. お届け日別・年末年始の段取り
解凍に24時間かかりますので、お届け日によって召し上がる日が決まってまいります。
| お届け日 | 解凍完了 | 召し上がる日 | こんな方に |
|---|---|---|---|
| 12月30日 | 12月31日 | 大晦日の夜、または元日 | 年越しから祝いたい方/元日に余裕をもちたい方 |
| 12月31日 | 1月1日 | 元日 | お正月の食卓の主役にしたい方 |
| 1月1日 | 1月2日 | 1月2日 | ご家族が二日に集まる方/帰省が遅い方 |
当日の流れ(召し上がる日)
- 朝 解凍できているか確認。キッチンペーパーで水気をふきます
- 食べる30分前 オーブンを150〜160℃に予熱
- 食べる20分前 アルミホイルで包んで温め始めます
- 食べる3分前 ホイルを開けて仕上げ
- 直前 お皿に盛り、添え物を飾って食卓へ
- 食事のあと 残った分は、その日のうちに小分け冷凍(第13章)
ご注意いただきたいこと
- 年末年始はご不在になりがちです。帰省やご旅行のご予定を、必ずご確認ください
- 再配達は難しい時期でございます。確実に受け取れる日をお選びください
- 贈り物の場合は、先方にお届け日をお伝えください。「30日に鯛が届くからね」の一言が、何より親切です
8. 盛り付け方
置き方の基本
- 頭は左、腹は手前 これが日本料理の決まりでございます
- 平らな器か折敷(おしき)に 深い器には入れません
- 懐紙や白い紙を敷く 改まった印象になります
- お皿が足りないとき 長方形のトレーやまな板に紙を敷いても、立派に見えます
添えると映えるもの
- 裏白(うらじろ) お正月の飾りに
- 南天 「難を転じる」に通じます。赤い実が映えます
- 紅白の水引・敷紙 華やかさが増します
- はじかみ(芽生姜) 焼き魚の定番でございます
- 大根のけん、笹の葉、ゆずの皮 色味が引き締まります
添え物はひとつあるだけで、見え方がまるで違います。
南天の赤い実をひと枝。それだけで、ぐっとお正月らしくなります🐟
9.「睨み鯛」として飾る場合
関西には「睨み鯛」——三が日は箸をつけず、飾って眺めるだけにする風習がございます。
風情のある習わしですが、解凍したお品ですので、正直なところを申し上げます。
飾るときの注意
- 解凍後は2日以内に召し上がってください。これがいちばん大事でございます
- 昔と今では、家の暖かさが違います 昔の家は寒かったので傷みませんでしたが、今は暖房が効いております
- 飾るのは食事の時間だけに。それ以外は冷蔵庫へ戻してください
- 冷蔵庫に戻すときは、ラップやホイルで覆って 乾燥を防ぎます
- 取り分けには、取り箸をお使いください(第11章)
- 少しでも匂いや見た目に違和感があれば、無理をなさらないでください
女将のひとこと
睨み鯛は、よい風習だと思っております。「待つ」楽しみが、今の暮らしにはほとんどありませんから。
ただ、昔の家と今の家では、冬の室温がまるで違います。
ですので、こうご提案いたします。
元日の食卓で飾って、眺めて、写真を撮って。それからいただく。
三日は待たなくても、「飾ってから食べる」というかたちは十分に味わえます🐟
10. きれいな食べ方——魚はひっくり返しません
いちばん大事な決まり
魚はひっくり返しません。
裏返すのは、作法として美しくないとされております。姿も崩れます。
では、どうやって下の身を食べるのか。——中骨を外すのでございます。
手順
- ① 頭の付け根あたりに箸を入れ、背骨に沿って一本線を引きます
- ② 上側(手前)の身を、左から右へ、少しずつほぐしていただきます
- ③ 上の身を食べ終わったら、尾を持ち上げながら、頭ごと中骨を外します
- ④ 外した骨は、お皿の奥(向こう側)にまとめて置きます
- ⑤ 残った下の身をいただきます
- ⑥ 食べ終わったら、骨や皮を皿の隅にまとめ、懐紙などをかけます
※大きな鯛は骨も太いので、③で意外ときれいに外れます。ここがうまくいくと、ちょっと誇らしい気分になります😊
覚えておくと便利なこと
- 食べる順番は、左から右へ 奥(背側)より手前(腹側)から
- ほほ肉はご馳走です 目の下のふっくらしたところ。大きな鯛ならではの部位でございます
- かま(えらの後ろ)も美味しい 脂がのっております
- 皮も召し上がれます 焼いた皮は香ばしく、お好きな方には最高の部分です
11. みんなで囲むときの、ひと工夫
焼き鯛は一尾を大皿に載せて、みんなで囲むお料理でございます。お鍋と同じで、何人もの箸が入ります。
取り分け用のお箸を、ご用意ください
「取り箸(とりばし)」——大皿から各自の小皿へ取り分けるための、専用のお箸でございます。
- 傷みにくくなります 直箸(自分の箸を大皿に入れること)を避けると、日持ちが変わります
- 残った分を冷凍するときに、特に効いてきます
- 作法としても美しい 改まった席では、取り箸があるのが本来でございます
- 特別なものはいりません 割り箸でも、使っていない箸でも十分です
- 大きめの取り分け用スプーンやトングでもかまいません
女将のひとこと
これは、料理屋をやってきた者として、ぜひお伝えしたいことでございます。
大皿料理が傷むいちばんの原因は、実は「直箸」なのです。
一度口に入れたお箸を大皿に戻すと、そこから傷みが始まります。
お正月の食卓に、取り箸を一膳。
たったそれだけで、残った身を気持ちよく冷凍できます。
ご家族だから気にしない——そのお気持ちはよく分かります。
けれど「あとで鯛めしにするため」とお考えいただけたら、うれしく思います🐟😊
12.「鯛の鯛」を探してみてください
一尾まるごといただいたら、ぜひ探していただきたいものがございます。
「鯛の鯛(たいのたい)」——鯛の体の中にある、鯛の形をした骨でございます。
鯛の鯛とは
- 胸びれの付け根にある骨でございます
- 取り出してみると、本当に小さな鯛の姿をしています
- 昔から縁起物とされ、財布に入れてお守りにする方もいらっしゃいます
- 左右に一つずつ、計二つございます
- よく洗って乾かせば、ずっと取っておけます
女将のひとこと
お正月の食卓で、「鯛の鯛を探そう」というのは、なかなかよい遊びでございます。
お子さんもお孫さんも、夢中になってくださいます。
見つけた方が、その一年のお守りに。——そんなふうにしているご家庭もあるそうです。
鯛は、骨まで縁起物でございます🐟😊
13. 残ったら、その日のうちに片づけてしまう
さて、ここからがこの記事でいちばんお伝えしたいことでございます。
1.3〜1.5キロの鯛は、たいてい一度では食べきれません。
そこで、どうするか。——女将のやり方をご紹介いたします。
女将のやり方
- ① 食べきれないと分かったら、その日のうちに手をつけます。翌日に持ち越しません
- ② 身と、頭・骨に分けます
- ③ 身は小分けにして、ラップで包み、保存袋に入れて冷凍
- ④ 頭と骨も、使いやすい大きさに割って冷凍
- ⑤ 後日、鯛めしや潮汁にして楽しみます
女将のひとこと
女将も、毎年こうしております。
焼き鯛は、残ったものを食べ続けるより、早めに片づけてしまったほうが、後から楽しめます。
元日に出して、二日も三日も同じ鯛を食卓に出していると、だんだん味気なくなってまいりますでしょう。それに、置いておくほど傷みも進みます。
ですので、食べきれないと分かった時点で、すぐ片づけてしまう。
身と頭に分けて、小分けにして、冷凍庫へ。
すると不思議なもので、一月の半ばに「そういえば鯛があった」と思い出す日が来るのです。
そこで鯛めしを炊くと、これがまた美味しい。お正月の贅沢が、もう一度やってくるようで🐟😊
小分け冷凍のコツ
- その日のうちに。これがいちばん大事でございます
- よく冷ましてから包みます(温かいまま入れると霜がつきます)
- 骨と皮を取り除いてから包むと、使うときが楽です
- 一回分ずつ小分けに。鯛めし一回分、お茶漬け一回分というように
- ラップで包み、さらに保存袋へ。二重にすると乾燥しません
- 日付を書いておくと安心でございます
- 2〜3週間を目安に召し上がってください
頭と骨も、忘れずに
- 頭は半分に割って(硬いので無理なさらず、そのままでも)
- 中骨は食べやすい長さに
- 身と同じように、ラップ+保存袋で冷凍
- これが後日、最高の出汁になります
14. 冷凍した身で作る、鯛めし
女将がいちばんよく作るのが、これでございます。
冷凍しておいた焼き鯛の身で作る、鯛めし。
作り方
- ① お米をとぎ、ざるに上げて30分ほど置きます
- ② 冷凍しておいた鯛の身を、冷蔵庫で解凍しておきます
- ③ 炊飯器にお米を入れ、お出汁を加えて、目盛りまで水を足します
- ④ ほぐした鯛の身を上にのせて、普通に炊きます(混ぜません)
- ⑤ 炊き上がったら、さっくりと全体を混ぜます
- ⑥ 三つ葉、刻んだ大葉、白ごま、ゆずの皮などを散らして出来上がり
美味しく作るコツ
- 身は炊く前に加えます。炊き込むことで、うまみがごはんに移ります
- 焼いた身なので、香ばしさが出ます。生の鯛で作る鯛めしとは、また違う味わいでございます
- 骨が残っていないか、よく確認してから加えてください
- 薄味に。焼き鯛にはすでに塩がきいております
当店の「黄金色のお出汁」で作ると
女将は、当店の黄金色のお出汁で炊いております。
鯛しゃぶのために作ったお出汁でございますが、炊き込みごはんにもよく合います。焼いた鯛の香ばしさと、黄金のお出汁。これが合わないはずがございません。
※黄金色のお出汁は単品では販売しておりません。鯛しゃぶセットや鯛めしセットなどをご注文の際に、オプションとして追加でお求めいただけます。
💡 ご注文のときに、ひとつ足しておくと便利です
- 年末に祝い鯛と鯛しゃぶのセットをご注文の方は、そのときにお出汁を追加しておかれると安心でございます
- お正月に鯛しゃぶを召し上がって、残った焼き鯛の身で、後日あらためて鯛めしを
- 一尾の鯛が、ずいぶん長く楽しめます
女将のひとこと
お正月から少し経った、なんでもない日の夕飯に。
「お正月の鯛が、まだ残ってたのよ」
——そう言って出すこの一膳が、女将は好きでございます。
ごちそうの記憶が、もう一度やってくる。そういう贅沢は、なかなかございません🐟
15. 頭と骨は、潮汁に
冷凍しておいた頭と骨の出番でございます。
鯛の潮汁(うしおじる)
- ① 冷凍した頭と骨を、凍ったまま使えます
- ② 熱湯をさっとかけて(霜降り)、冷水で洗います。残った血やぬめりを取ります
- ③ 鍋に水と昆布を入れ、骨を加えて火にかけます
- ④ 沸く直前に昆布を取り出し、アクを丁寧にすくいます
- ⑤ 弱火で10〜15分。酒少々と塩だけで味をととのえます
- ⑥ 三つ葉やゆずの皮を浮かべて出来上がりでございます
※醤油は使わないか、香りづけに数滴だけ。塩だけのほうが、鯛の出汁が際立ちます。
焼いた骨からとる出汁は、生の骨よりも香ばしく、深い味になります。
鯛めしと潮汁。——これだけで、立派な一食でございます🐟
女将のひとこと
当店では、鯛の頭を「かぶと煮」にしてお届けしております。
身を取ったあとの頭は、かつては捨てられることも多かったのですが、頭こそいちばん味が濃いのでございます。
「もったいない」から始まった商品が、ありがたいことに名物になりました。
ご家庭でも、どうぞ骨まで使い切ってくださいませ。それがいちばんの供養だと、女将は思っております😊
16. そのほかの活かし方
① 鯛茶漬け
解凍した身をごはんにのせ、熱いお茶か出汁をかけるだけ。わさび、刻み海苔、三つ葉を添えて。
夜食に、これ以上のものはございません。
② 鯛そぼろ
ほぐした身を、酒・みりん・薄口醤油で炒りつけます。しっとりするまで。
ごはんのお供に、おにぎりの具に。お魚が苦手なお子様でも食べてくださいます。
③ 鯛コロッケ
ほぐした身をマッシュポテトに混ぜて、揚げます。お正月のごちそうに飽きたころに、ちょうどよいお品でございます。
④ 鯛の南蛮漬け・マリネ
ほぐした身を玉ねぎ・人参と合わせ、酢・砂糖・醤油に漬けます。こってりしたお節の合間に、さっぱりと。
⑤ お雑煮の具に
ほぐした身をお雑煮に。骨からとった潮汁をお吸い物のベースにすれば、鯛づくしでございます。
⑥ 鯛のパスタ・アヒージョ
意外ですが、オリーブオイルとにんにくにもよく合います。和食に飽きたころに🐟
17. 保存のまとめ
| 状態 | 保存方法 | 目安 |
|---|---|---|
| 届いた直後(冷凍) | すぐ冷蔵庫へ移して解凍 | 24時間 |
| 解凍後・丸のまま | 冷蔵庫(ラップで覆って) | 2日以内 |
| 食べ残した身 | その日のうちに小分け冷凍 | 2〜3週間 |
| 頭・骨 | その日のうちに冷凍 | 2〜3週間 |
大事なこと
- 丸のまま何日も置くより、早めに小分け冷凍。これが女将のおすすめでございます
- 取り箸を使っていると、気持ちよく冷凍できます
- 解凍した身を、もう一度冷凍するのは避けてください
- 少しでも匂いや見た目に違和感があれば、無理をなさらないでください
18. 召し上がるときの注意
お気をつけいただきたいこと
- 骨にご注意ください 鯛の骨は太くて硬うございます。特に小骨は喉に刺さると厄介です
- 小さなお子様には、必ず大人が骨を取ってから
- ご高齢の方にも、骨を取り分けて
- 鯛めしに使うときは、骨をよく確認してから 混ざると気づきにくくなります
- 温めた直後はやけどにご注意 身の中が熱くなっております
- お食い初めでは、赤ちゃんに食べさせないでください 口元に運ぶ真似だけに
※万一、骨が喉に刺さった場合は、ごはんを丸呑みするなどの民間療法は避け、耳鼻咽喉科にご相談くださいませ。
19. まとめ
この記事のポイント
- 年末の焼き鯛は「冷凍おせち」と同じ扱い。届いたらすぐ冷蔵庫で解凍し、お正月にいただきます
- 年末の冷蔵庫はいっぱいです。お届け日の前に、一段ぶん空けておいてください
- 解凍は冷蔵庫で24時間。解凍後は2日以内に召し上がってください
- 常温解凍・電子レンジ解凍はNG。ドリップが出て、味が落ちます
- 温め直しはアルミホイルで包み、150〜160℃で15〜20分。一度だけ
- お届け日の翌日が、召し上がる日になります(30日着なら31日か元日)
- 魚はひっくり返しません。上の身→中骨を外す→下の身、の順で
- 取り分けには取り箸を。残った身を気持ちよく冷凍できます
- 胸びれの付け根に「鯛の鯛」。お正月の食卓で、ぜひ探してみてください
- 残ったら、その日のうちに身と頭に分けて小分け冷凍。これが女将のやり方でございます
- 食べ続けるより、早めに片づけたほうが、後から楽しめます
- 冷凍した身は鯛めしに、頭と骨は潮汁に
- 黄金色のお出汁は単品販売はございません。鯛しゃぶセットなどご注文時にオプションで追加できます
- 冷凍した身は2〜3週間を目安に召し上がってください
尾頭付きの鯛は、一度で終わらないお品でございます。
解凍に一日。飾って、眺めて、温めて、みんなで囲んで。残った分は小分けにして冷凍庫へ。そして一月の半ば、なんでもない日の夕飯に、鯛めしとして帰ってくる。
一尾の鯛が、ひと月かけて食卓を支えてくれる。
これはもう、ただの料理ではございません。お正月という時間そのものだと、女将は思っております🐟😊
※解凍方法・温め方・賞味期限は、商品に同梱のご案内を必ずご確認くださいませ。
※当店の鯛は愛媛県産でございます。「明石」は、明石の料亭で受け継がれた味づくりに由来する屋号で、魚の産地ではございません。










女将のひとこと
毎年、年末に「冷蔵庫に入らない」というお電話をいただきます。
30日に届いて、冷蔵庫はもうぱんぱん。——分かります、本当に。女将の家もそうですから。
ですので、ひとつだけお願いがございます。
届く前日に、冷蔵庫の一段を空けておいてください。
ビールやお茶は、寒い日なら玄関先でも大丈夫です。鯛のために、どうぞ一等地を🐟