食べ物ギフトを贈るときのアレルギー配慮|聞きにくいときの伝え方と、失礼にならない選び方

食べ物ギフトを贈るときのアレルギー配慮|聞きにくいときの伝え方と、失礼にならない選び方

こんにちは、明石めで鯛やの女将です🐟
お祝いや御礼に食べ物のギフトを選ぶとき、ふと「アレルギー、大丈夫かしら…」と手が止まったことはありませんか。
せっかくの贈り物が相手を困らせてしまってはもったいないですし、かといって「アレルギーはありますか?」と聞くのも、なんだか気を遣わせてしまうようで言い出しにくいものですよね。
この記事では、食べ物ギフトを贈るときのアレルギー配慮の基本と、角が立たない確認の仕方(そのまま使える文例つき)、そして「どうしても聞けないとき」の安全な選び方を、女将の目線でまとめました。読み終わるころには、迷いなく贈り物を選んでいただけるはずです😊

目次

1. 食べ物ギフトこそ、ひと言の確認が大切な理由

食べ物のギフトは、いただいた方が「ありがとう」と言いながら、ご家族みんなで召し上がるものです。だからこそ、贈った側が思っている以上に、受け取る側の事情が関わってきます。

たとえば、贈るご本人は大丈夫でも、お子さまや同居のご家族にアレルギーがある。妊娠中で控えているものがある。ご高齢で噛む力や飲み込む力が落ちている。持病の食事制限がある——。こうした事情は外からは見えませんし、相手からわざわざ申告されることもほとんどありません。

そして食物アレルギーは、「少しだけなら平気」というものではありません。ごく少量でも重い症状が出る方がいらっしゃいます。「たぶん大丈夫だろう」で贈るより、ひと言うかがったほうが、贈る側も受け取る側も、ずっと安心して楽しめるのです。

こんなときは特に確認を

  • 小さなお子さまのいるご家庭へ贈るとき(出産祝い・内祝いのお返しなど)
  • ご高齢の方、療養中の方へ贈るとき
  • 会社・部署など、複数の方で分けて召し上がる場合
  • ナッツ・小麦・乳・卵・甲殻類を使ったお菓子や加工品を選ぶとき

2. まず知っておきたい「表示義務8品目」と「推奨20品目」

日本では、食品表示法によって、特に症状が重くなりやすい原材料の表示が定められています。贈り物を選ぶときに商品ページや外装の表示を見るうえで、知っておくと安心な基礎知識です。

必ず表示される「特定原材料」8品目

えび/かに/くるみ/小麦/そば/卵/乳/落花生(ピーナッツ)

できるだけ表示するよう推奨されている「特定原材料に準ずるもの」20品目

アーモンド/あわび/いか/いくら/オレンジ/カシューナッツ/キウイフルーツ/牛肉/ごま/さけ/さば/大豆/鶏肉/バナナ/豚肉/マカダミアナッツ/もも/やまいも/りんご/ゼラチン

※「くるみ」は表示義務の対象に加わりました。また推奨20品目には「マカダミアナッツ」が加わり、「まつたけ」が外れています(消費者庁)。

ここで大事なのは、推奨20品目のほうは表示されていない場合もあるということ。「書いていない=入っていない」とは限りません。気になる原材料があるときは、遠慮なくお店に問い合わせていただくのがいちばん確実です。

また、同じ工場で別の原材料を扱っている場合の「コンタミネーション(意図しない混入)」もあります。重いアレルギーをお持ちの方に贈るときは、この点まで確認しておくと安心ですね。

3. 角が立たない聞き方【そのまま使える文例5つ】

「アレルギーはありますか?」と単刀直入に聞くと、相手に「気を遣わせてしまった」と思わせてしまうことがあります。おすすめは、贈り物の相談として、明るく前向きに聞くやり方です。文例をいくつかご紹介しますね。

文例① 親しい友人・きょうだいに

「お祝いに何か美味しいもの送りたいんだけど、苦手なものやアレルギーってある? せっかくなら好きなものがいいので教えて〜😊」

文例② 目上の方・お世話になった方に

「心ばかりのお品をお送りしたいと考えております。お召し上がりのものでお控えのものやアレルギーなどございましたら、遠慮なくお聞かせいただけますと幸いです。」

文例③ 出産祝い・お子さまのいるご家庭に

「お祝いを贈らせてください。お子さんの分も含めて、アレルギーで避けたほうがいいものがあれば教えてね。無理せずでいいからね🐟」

文例④ 会社・部署へ贈るとき

「皆さまで召し上がっていただけるものをお送りしたいのですが、アレルギーをお持ちの方はいらっしゃいますでしょうか。個包装のものをご用意することもできます。」

文例⑤ どうしても直接聞きにくいとき(第三者経由)

「◯◯さんにお祝いを贈ろうと思っているのですが、食べ物で避けたほうがいいものをご存じでしたら教えていただけますか?」

ポイントは、「あなたのために選びたいから聞いている」という気持ちが伝わる言い方にすること。そして「なければないで大丈夫」と付け加えておくと、相手も答えやすくなります。聞かれて嫌な気持ちになる方は、まずいらっしゃいません。むしろ「ちゃんと考えてくれたんだ」と喜ばれることのほうが多いのですよ😊

女将のひとこと

当店にも「送り先のお子さんに卵アレルギーがあって…」といったご相談のお電話をいただくことがあります。皆さん申し訳なさそうにお尋ねくださるのですが、私どもとしては、聞いていただけたほうがずっとありがたいのです。
贈り物は「渡した瞬間」ではなく、「召し上がっていただいた瞬間」に完成するものだと思っております。どうぞ気兼ねなく、お尋ねくださいませ🐟

4. どうしても聞けないときの選び方・5つのポイント

急なご不幸のお返しや、面識の浅い方への御礼など、事前に確認するのが難しい場面もあります。そんなときは、次の5つを意識して選ぶとリスクを減らせます。

① 原材料がシンプルなものを選ぶ

使われている材料が少ないほど、思わぬアレルゲンが紛れ込む可能性は下がります。素材そのものを味わうお品は、その点で安心感があります。

② 原材料表示がきちんと確認できるお店で買う

商品ページに原材料・アレルギー表示が明記されているか。問い合わせに答えてくれるか。ここは価格以上に大切な判断基準です。

③ 個包装・小分けできるものを選ぶ

ご家族や職場で分けやすく、「食べられる人だけが食べる」という選択がしやすくなります。

④ ナッツ類・そば・甲殻類の「意外な使われ方」に注意

洋菓子の生地、ドレッシング、だしの素、調味料など、表からは見えないところに使われていることがあります。

⑤ 迷ったら「相手が選べるギフト」にする

最終的にいちばん確実なのは、受け取った方ご自身にお選びいただくこと。これは後ほど詳しくご紹介しますね。

5. 魚介のギフトを贈るときに気をつけたいこと

魚を扱う私どもだからこそ、正直にお伝えしておきたいことがあります。魚介のギフトにも、いくつか知っておいていただきたい点があるのです。

  • 魚アレルギーと甲殻類アレルギーは別のもの:「えびがだめ」という方が魚も同様とは限りませんし、逆もまた然りです。ひとくくりにせず、具体的にうかがうのが確実です。
  • 魚の種類によって反応が違うことがある:さけ・さばは推奨表示の対象になっています。鯛は対象品目ではありませんが、魚全般を避けていらっしゃる方には当然お控えいただく必要があります。
  • 調味料・つけだれもチェック:ぽん酢やお出汁、煮汁には、しょうゆ由来の小麦・大豆が含まれることが多くあります。セット商品では、本体だけでなく付属品の表示までご確認ください。
  • 加工場での混入の可能性:他の魚介類と同じ設備で加工している場合があります。重篤なアレルギーの方へ贈る際は、必ず事前にお店へご確認を。

当店の鯛は、脂のりのよい愛媛産の鯛を使っております。「明石」の名は、明石の料亭で受け継がれてきた味づくりに由来するもので、魚そのものの産地は愛媛でございます。ここは誤解のないよう、いつも正直にお伝えしております🐟

6. 「相手に選んでいただく」という、いちばんやさしい方法

アレルギーの確認がどうしても難しいとき、そして「好みがわからない」ときに、私が自信を持っておすすめしているのがカードギフトです。

カードをお届けし、受け取った方がご自身でお好きなお品をお選びいただく仕組みです。ご本人が原材料をご覧になったうえで選ばれるので、アレルギーの心配をほとんど気にせずお贈りいただけます。
もちろん「お祝いの気持ちを形にして贈りたい」というときのために、贈る側が選ぶお品もご用意しております。用途に合わせてお選びくださいね😊

7. 明石めで鯛やのギフトと、アレルギーのご確認について

当店の人気のお品を、アレルギー配慮の観点からもご案内いたします。詳しい原材料・アレルギー表示は各商品ページに記載しておりますので、贈られる前にご確認いただけますと安心です。

商品 こんな場面に アレルギー面のポイント
鯛しゃぶ お祝いの席、ご家族で囲む食卓に 主役は鯛の切り身。つけだれ・ぽん酢の原材料も商品ページでご確認ください
鯛のかぶと煮 お父さま・お世話になった方へ しょうゆ・みりんで炊いた一品。小麦・大豆を含む調味料を使用しております
選べるカードギフト アレルギーや好みがわからないとき 受け取った方がご自身で選べるので、いちばん安心してお贈りいただけます

ご不明な点は、ご注文前にお気軽にお問い合わせくださいませ。「送り先に◯◯アレルギーの方がいるのですが」とお伝えいただければ、お選びのお手伝いをいたします。
なお、のし・メッセージカードは無料でお付けしております。メッセージカードに「お口に合いますように。もし召し上がれないものがあればご遠慮なくお知らせくださいね」とひと言添えておくと、相手の方も気持ちが楽になりますよ😊

8. まとめ

この記事のポイント

  • 食べ物ギフトは、ご本人だけでなくご家族が召し上がることも。ひと言の確認が安心につながります
  • 表示義務は8品目(えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生)、推奨は20品目。書いていない=入っていない、とは限りません
  • 聞きにくいときは「あなたのために選びたいから」という気持ちが伝わる聞き方を。文例をご活用ください
  • 聞けないときは、原材料がシンプル・表示が明確・個包装のお品を選ぶのが安心です
  • 魚介は「魚アレルギー」と「甲殻類アレルギー」が別物。つけだれ・煮汁の調味料までご確認を
  • どうしても迷ったら、受け取った方が選べるカードギフトがいちばんやさしい選択です

アレルギーの確認は、気を遣うことではなく、思いやりのかたちだと私は思っております。ほんのひと言うかがうだけで、贈る側も受け取る側も、心から笑顔になれる贈り物になります。
皆さまの大切な贈り物が、まっすぐに気持ちごと届きますように。明石めで鯛やは、そのお手伝いをさせていただきます🐟😊

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